未来を見つめる者達と過去にすがる者達

まずは2種類に分けてみる。

「IT業界」「技術者」「Web開発」あたりでフィルタリングをかけると
大きく分けて2種類の職種が引っかかってくると思う。
1つは、はてなmixiなんかのインターネットサービスを作っている
ような会社の技術者さんと、アウトソーシングやソリューションといった
かっこよさ気な横文字で呼んでるけど、結局は人売り業。つまり派遣と
一緒の会社の技術者さん。
いわゆる人月で働く通称『人月戦隊どれいじゃー』ですな。
ちなみに私は後者。

きっかけはJavaScript

最近、JavaScriptの奥の深さにすっかりはまってしまって、
空いた時間をできる限りJavaScriptに割いている。
割けば割くほど自分がいかに理解していなかったかよくわかる。
目が多少肥えてきたのか、周囲の書いたソースの良し悪しがなんとなく
わかるようになってきた。
そしてびっくりした。
なんか、素人ソース。というか、JavaScriptの能力を使いきれていないというか。
そうなんです。人月戦隊のみなさんはろくに理解せずにJavaScript書いてるんです。

原因

そして考えてみた。
人月戦隊のみなさまは、もの作るときに過去にこうやったからとか、
こういう技術使えばかんたんでっせっていっても今までこうやってきたとか言って
過去にしがみつく傾向がある。
だから、どんなに素人ソースでも動いてりゃそれで満足。それ以上もとめるものはなにも
ないと考える風潮がある。

人月戦隊の悪しき風潮

では、なんでそんな悪しき風潮が根付いているのか?
そんなことを考えていたら、@ITPodcastIBMの米持さんが、日本のシステム開発
開発ではなく建築で、ある期間で人を投入して作り上げるってことを言っていた。
それで答えがでた。
そうなんですよ。開発じゃなくて建築なんですよ。ただ作るだけ。開発じゃないんです。
書き方とかなんて関係ないんすよ。レンガ造りだろうとなんだろうと作ったらいいんですよ。
それで過去にどうにかなったなら、進歩なんて必要ないんですよ!!
新たに切り開くことなんて必要ないんですよ!!!
うひゃ〜〜〜!!!
こういうのが根底にあるんだろうな。

未来を見つめるもの

IBMの米持さん。おっしゃるとおりだけど1つだけ違うよ。それは、日本のシステム開発
じゃなくて人月戦隊のみなさまだけなんですよ。そんなことになってるのは。きっと。
それとは逆に前述した前者の技術者さんは新しくていいものはどんどん取り込んで
やっていこうっていう意欲がある。
そりゃ、日々進化してるインターネットサービスで遅れをとるわけにはいかないとか
あるだろうけど。
それでも未来を見ているように思える。
もちろんずっと人月戦隊の私にはイメージでしかない。
そういった人が本当の開発者、Developerなのかなと思う。

ぜんぜんまとまってないしまとめでもないけどまとめ

思うことは、つくづく人月戦隊のみなさまご愁傷様。そして早く抜けだそ!ってこと
ただ作ってるだけの人月戦隊のみなさまは、目が死んでる人が多い。
精神的に参ってみたり。
それとは対照的に未来を見ているDeveloperは目が輝いてるように思う。
毎日が楽しそうだよ。
これはかってなイメージで現実はどこも一緒かもしれない。
それでも、未来を見つめて目を輝かせているDeveloperになることを目指して1歩づつ進んで
行こうと思う日々思っている。